Lumo編集部より:
今回は「ファン作りインスタラクター🐖たまつみさん」からの寄稿記事をお届けします。
「やりたいことがあるのに時間がない…」と感じるすべての女性へ。
忙しさの正体と向き合い、自分の時間を取り戻すヒントが、ここにあります。
「やりたいことはあるけれど、時間がなくてムリ」
そんなふうに感じる瞬間、誰にでもあるものです。
特に40代・50代の女性にとっては、家事や仕事、家族の世話に追われ、自分の時間を持つことすら難しく感じることも。
📚 目次
- 介護で人生が止まる?その「前に」考えておきたいこと
- 忙殺されない人は何をしている?3つの共通点
- 今すぐできる「介護と仕事」のバランス準備
- パートナーとすり合わせたい“未来への設計図”
- 「幸せ」の定義を、今こそ自分の手で描きなおす
- 私の人生はまだ途中。だからこそ、今できること
1. 介護で人生が止まる?その「前に」考えておきたいこと
「まさか自分が親の介護をする日が、こんなに早く来るなんて」
これは、私が40歳を迎えてすぐに感じた正直な気持ちでした。
介護は“いつか来る”とわかっていても、「まだ大丈夫」と思ってしまうもの。
母親の難病と向き合う私の生活は一変しました。
仕事と介護と家のこと。
気づけば、毎日が「義務」と「対応」そして正直に「被害者意識」に追われ、自分の時間と気持ちが、どんどん失われていきました。
でも、そんな中で強く思ったのです。
「これ、もっと前から準備しておけば違ったのかもしれない」と。
介護は感情の嵐だけでなく、経済・制度・人間関係…多面的なリアルが詰まっています。
だからこそ、「始まってから考える」ではなく、「始まる前に知っておく」ことが、未来の私を守る力になるのです。
2. 忙殺されない人は何をしている?3つの共通点
介護に追われている人と、うまく生活とバランスをとっている人には、いくつかの“分かれ道”があるように思います。
私の周囲を見ていて気づいた共通点がこちらです。
(1)「経済動線」を事前に見える化している
介護にかかる費用、介護保険の制度、親の年金額――
これらをあらかじめ親と話し、一覧にしておくと、いざというときに「自腹でなんとかする」羽目を避けられます。
聞きにくいです💦でも、親も自分も守る一歩!
(2)家族で「話しにくい話」をあえてしている
「施設に入る?」「延命治療は?」――
こうしたデリケートな話題を、元気なうちに会話を増やして、家族と共有しておく人ほど、後悔のない選択ができています。
(3)「自分の時間」を手放さない覚悟がある
介護は確かに大変。でも、自分の趣味や仕事、時間を完全にあきらめてしまうと、心が壊れてしまう。
「これだけは自分の時間」と決めて死守している人は、結果的に介護も長く、仲良く続けられています。
3. 今すぐできる「介護と仕事」のバランス準備
介護が始まると、「会社を辞めようか」と真っ先に考えてしまう人も多いですが、それは“最終手段”です。
むしろ今のうちに、「働き方を柔らかくしておく」「副業や在宅ワークを学んでおく」といった準備が、将来の選択肢を広げてくれます。
私はパートと子育てを続けながら、オンラインで副業をスタート。
スキマ時間で収入の柱をひとつ作ることで、「もし辞めても生きていけるかも」という安心感を手に入れました。
介護と向き合うことは、人生と向き合うこと。
だからこそ、「働き方を自分で選べる準備」をしておくと、ぐっと心が軽くなります。
4. パートナーとすり合わせたい“未来への設計図”
ここがとても大事!「パートナーの存在」です。
意外と、親の介護って「嫁だから」「実子だから」と、あいまいな役割で押しつけ合いになりがち。
だからこそ、今のうちに夫婦間で「介護のこと」「お金のこと」「将来どこに住むか」など、タブーなしで話すことが大事です。難しい💦ですが、一番相談される部分がこちらです。
私たち夫婦も、仲良しでしたがお金の話合いが苦手でした。
お互いの親の経済状況が分からず、「なんとかなる」…いや、ならない😵💫でした。
ここの部分は、また別コラムで😌
未来は“話し合った分だけ優しくなる”と、身をもって感じています。
5. 「幸せ」の定義を、今こそ自分の手で描きなおす
50代になって感じるのは、「これまでの幸せの定義が変わってきた」ということ。
同じ方いるのではないでしょうか。
肩書きや収入、誰かに評価されることより、
「自分の心が満たされているか」「無理をしていないか」が、何よりも大事になってきました。
親の介護をきっかけに、自分の老後を考える時間が増えたことも、実は悪いことじゃなく、
本当の自分のありたい生き方を描くきっかけになりました。
「どんな老後を過ごしたい?」
「何があれば安心?」
「誰と、どんな暮らしをしたい?」
そうした問いを持つこと自体が、“幸せを自分の手でつくる”第一歩なのです。
6. 私の人生はまだ途中。だからこそ、今できること
50代は、キャリアも家庭も、そして介護も――
まるで人生の交差点のような時期。
だけど、私は思います。
「まだ途中なんだ。ここから先が、きっと面白くなる」と。
忙殺される人生を選ぶのではなく、「意志を持って選べる人生」を歩いていきたい。
皆さんもそうですよね!
そのために必要なのは、専門知識でも完璧な準備でもありません。
ただ、「知ろうとすること」「話そうとすること」「決める勇気」
それだけで、未来はちゃんと変えられる。そう信じています。
〜未来の私を守るのは、今の私〜
介護は、確かにしんどい。逃げたくなる日もある。
でも、今だからこそ、「未来の私を守る力」がちゃんとあると思うのです。
経済のこと、働き方のこと、家族との話合い。
どれも重たいテーマだけれど、“話すから見えてくる未来”がきっとある。
「自分の人生を大切にしながら、家族も大切にする」
そんなバランスが取れる大人の選択を、私たちと一緒に探していきませんか?
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